結構使える!Google マップ ナビ
現在、私の持っているカーナビはCD-ROMを使うナビで10年以上前のもの。
精度もイマイチだけどナビを買い換えると高いので、まぁ、いいかってな感じでしたが、今はスマートフォンや携帯がナビ代わりになる時代。
IS03ユーザーの私は、Andoroidの強みであるGoogleサービスを使わない手はない!
早速、IS03でGoogleマップナビを試してみました。
片道1時間くらいの軽いドライブで「Googleマップナビ」を使ってみました。
私の個人的な感想ですが
【良いところ】
・精度に問題なく、地図が遅れることはなかった
・違うルートを走ると、再度、最適ルートをリロードする
・画面構成は、専用ナビと大差なく、よく出来ている
・スマートフォンなので、いつでも目的地の設定等ができる
(あらかじめ、PCなどでGoogle Mapを作成しておくと、そのままナビに使える)
・何といっても無料(通信料は除くがISフラットを適用していれば実質無料)
【良くないところ】
・専用ナビに比べ画面が小さい
・音声ナビの内容は的確だが、音声が小さい(IS03の問題かも・・・)
・電池の持ちが悪い
(正しく、IS03の問題ですが1時間の消費量は全体の40%ほどでした)
結論、実用的に充分使える!でした。
ちなみに走ったのは、札幌市郊外でした。
画面が小さいのは仕方ないですが使い物にならないレベルではないし、電池についてはモバイルブースターを持っているので何とかなります。ガンガン使うのであればシガーソケットから充電する充電器も販売されています。
そして、携帯やスマートフォンをナビ代わりに使うためには車載ホルダーが必要です。
おすすめはサンワサプライのCAR-HLD48K。
取り付けた状態はこんな感じ。これは結構、使える。

「Googleマップナビ」の使い方はこちらの記事が非常にわかりやすいです。
カーナビいらず!Googleマップはここまでできる カーナビ代用偏【徹底レビュー】
精度もイマイチだけどナビを買い換えると高いので、まぁ、いいかってな感じでしたが、今はスマートフォンや携帯がナビ代わりになる時代。
IS03ユーザーの私は、Andoroidの強みであるGoogleサービスを使わない手はない!
早速、IS03でGoogleマップナビを試してみました。
片道1時間くらいの軽いドライブで「Googleマップナビ」を使ってみました。
私の個人的な感想ですが
【良いところ】
・精度に問題なく、地図が遅れることはなかった
・違うルートを走ると、再度、最適ルートをリロードする
・画面構成は、専用ナビと大差なく、よく出来ている
・スマートフォンなので、いつでも目的地の設定等ができる
(あらかじめ、PCなどでGoogle Mapを作成しておくと、そのままナビに使える)
・何といっても無料(通信料は除くがISフラットを適用していれば実質無料)
【良くないところ】
・専用ナビに比べ画面が小さい
・音声ナビの内容は的確だが、音声が小さい(IS03の問題かも・・・)
・電池の持ちが悪い
(正しく、IS03の問題ですが1時間の消費量は全体の40%ほどでした)
結論、実用的に充分使える!でした。
ちなみに走ったのは、札幌市郊外でした。
画面が小さいのは仕方ないですが使い物にならないレベルではないし、電池についてはモバイルブースターを持っているので何とかなります。ガンガン使うのであればシガーソケットから充電する充電器も販売されています。
そして、携帯やスマートフォンをナビ代わりに使うためには車載ホルダーが必要です。
おすすめはサンワサプライのCAR-HLD48K。
取り付けた状態はこんな感じ。これは結構、使える。

「Googleマップナビ」の使い方はこちらの記事が非常にわかりやすいです。
カーナビいらず!Googleマップはここまでできる カーナビ代用偏【徹底レビュー】
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マドルスルー整理法に最適なEvernote(ノートブック共有企画)
@rashita2さんのブログ「R-style」 Evernote企画「ノートブックリスト、共有しませんか」に締切り間際に滑り込みさせていただきます。
他の方のノートブックリストを見ると、その方の手帳の中味を見るようで、いや大げさに言うと生き方が垣間見えるようで興味深いです。
私のノートブックリストはというと。。。大したものではありませんが参考にしていただけるとうれしいです。
では、早速。


ノートブックには番号を振って並びをコントロールしています。スタックも使っています。
000_受信箱
インボックスは、このノートブックに統一しています。
私の場合はインボックスは一つにしておきたいため、マルチインボックスシステムは採用していません。
001_インポートフォルダ
Evernoteのフォルダインポート機能でPCのファイルト同期させています。同期ファイルはDropboxと重複していますが、検索の時に便利です。
002_ライフハック
生活上の知恵的なものを蓄積しています。
002_02名言には忘れたくない良い言葉だけど、忘れてしまう言葉を残しています。
いわゆるトリガーフレーズってヤツです。
003_記録
ここは文字どおり個人的な記録の置き場所であり、もしEvernoteがなかったら恐らくズボラな私は整理することもできずに、モヤモヤ感が残っただろう的な整理箱です。
005_WEBメモ
今は、失いたくないPCメール、携帯メールの置き場所となっています。
008_クラウド
日々進化するクラウド環境が個人の生活まで変える時代、情報蓄積が欠かせません。
009_音楽
現在はウォークマンで音楽管理しているので空となっています。
010_歴史
歴史研究は私のライフワークでもあるので、ここに取り入れています。
取り入れ作業は、まだまだこれからです。
012_出張観光
出張は、こなすもので残すものではなかったのですが、年のせいか記録したくなってきました(笑)
もちろん、同じ場所への出張の際には大変参考になります。
013_スマートフォン
去年暮れに初スマホを手に入れ、まだまだ勉強が必要です。
Evernoteとの相性も抜群なので、色んな使い方を模索中です。
014_HP・ブログ
私が運営している1つのHPと2つのブログのネタ帳、記録ですが、まだ、うまく運用できていません。
015_健康
健康診断の記録や健康上参考とするものを入れています。
016_PC情報
PCの使い方やネットワーク環境に関するものを入れています。
030_読書
歴史本は空気を吸うように読んでいるので、それ以外のジャンルの記録です。
図書館で借りることも多いのですが、買うほどではないけど、残したいものについてはスキャンして残しています。
060_Podcast
往復2時間弱の通勤ではPodcastを聞いています。
永久保存版のPodcastを入れています。
080_写真
写真はPicasaで管理しているので、中途半端な運用になっています。
999_ローカルノート
ここには、クレジットカードなどの情報を入れています。ここだけは同期しない設定としています。
以上です。
ノートブックの番号を見てわかるように、まだまだ整理途上の状態です。
しかし、これまで使ってみて思うのは整理しながら使うのがEvernoteの大きな特徴だということです。
整理に神経質にならなくても、強力な検索機能やノートブック、スタック、ノート、タグなど後からでも簡単に変更、移動ができるので徐々に作り上げていきながらでも全く問題ないのです。
ぼやっーとそんなことを思いながら使っていたのですが、@rashita2さんの著書「EVERNOTE「超」知的生産術」にはマドルスルー整理法として、このことに言及しています。
神経質にならずに柔軟に使えるのがEvernoteの最大の魅力ではないでしょうか。
他の方のノートブックリストを見ると、その方の手帳の中味を見るようで、いや大げさに言うと生き方が垣間見えるようで興味深いです。
私のノートブックリストはというと。。。大したものではありませんが参考にしていただけるとうれしいです。
では、早速。



ノートブックには番号を振って並びをコントロールしています。スタックも使っています。
000_受信箱
インボックスは、このノートブックに統一しています。
私の場合はインボックスは一つにしておきたいため、マルチインボックスシステムは採用していません。
001_インポートフォルダ
Evernoteのフォルダインポート機能でPCのファイルト同期させています。同期ファイルはDropboxと重複していますが、検索の時に便利です。
002_ライフハック
生活上の知恵的なものを蓄積しています。
002_02名言には忘れたくない良い言葉だけど、忘れてしまう言葉を残しています。
いわゆるトリガーフレーズってヤツです。
003_記録
ここは文字どおり個人的な記録の置き場所であり、もしEvernoteがなかったら恐らくズボラな私は整理することもできずに、モヤモヤ感が残っただろう的な整理箱です。
005_WEBメモ
今は、失いたくないPCメール、携帯メールの置き場所となっています。
008_クラウド
日々進化するクラウド環境が個人の生活まで変える時代、情報蓄積が欠かせません。
009_音楽
現在はウォークマンで音楽管理しているので空となっています。
010_歴史
歴史研究は私のライフワークでもあるので、ここに取り入れています。
取り入れ作業は、まだまだこれからです。
012_出張観光
出張は、こなすもので残すものではなかったのですが、年のせいか記録したくなってきました(笑)
もちろん、同じ場所への出張の際には大変参考になります。
013_スマートフォン
去年暮れに初スマホを手に入れ、まだまだ勉強が必要です。
Evernoteとの相性も抜群なので、色んな使い方を模索中です。
014_HP・ブログ
私が運営している1つのHPと2つのブログのネタ帳、記録ですが、まだ、うまく運用できていません。
015_健康
健康診断の記録や健康上参考とするものを入れています。
016_PC情報
PCの使い方やネットワーク環境に関するものを入れています。
030_読書
歴史本は空気を吸うように読んでいるので、それ以外のジャンルの記録です。
図書館で借りることも多いのですが、買うほどではないけど、残したいものについてはスキャンして残しています。
060_Podcast
往復2時間弱の通勤ではPodcastを聞いています。
永久保存版のPodcastを入れています。
080_写真
写真はPicasaで管理しているので、中途半端な運用になっています。
999_ローカルノート
ここには、クレジットカードなどの情報を入れています。ここだけは同期しない設定としています。
以上です。
ノートブックの番号を見てわかるように、まだまだ整理途上の状態です。
しかし、これまで使ってみて思うのは整理しながら使うのがEvernoteの大きな特徴だということです。
整理に神経質にならなくても、強力な検索機能やノートブック、スタック、ノート、タグなど後からでも簡単に変更、移動ができるので徐々に作り上げていきながらでも全く問題ないのです。
ぼやっーとそんなことを思いながら使っていたのですが、@rashita2さんの著書「EVERNOTE「超」知的生産術」にはマドルスルー整理法として、このことに言及しています。
神経質にならずに柔軟に使えるのがEvernoteの最大の魅力ではないでしょうか。
![]() 【送料無料】EVERNOTE「超」知的生産術 |
IS03画面キャプチャー
IS03はメジャーアップデートでAndroid 2.2となりました。
待ちに待った未来に到達です(笑)
と言っても本当は何が劇的に変わったかは良くわかっていません。
ですが。。。
今日暇にあわせて、IS03の画面キャプチャーに挑戦しました。
今更ですが、実は今まで何度も失敗して、「もう無理!!」状態になっていたのです。
ところが、今日、あっさりと成功。
今までは何だったのか?
これもメジャーアップデートが影響しているのでしょうか。
うれしいので大した事はないですが、私のIS03画面を紹介します。
画像クリックで拡大画像が表示されます。

格好の良さよりもツールとして使い勝手を追求しています。
ウィジェットとフォルダを使って分類配置をしています。
左画像では、「メモ」というフォルダによくアクセスするメモを入れています。
更に最もよく使うメモは直接貼り付けています。

アンドロイドは自分の環境に合わせて自在に自分だけのツールに作り上げることが出来るのが魅力ですね。
最後に画面キャプチャーの方法ですが、私はこのブログの通り行って成功しました。
過不足なく良くまとまっていると思います。
ASSIOMA 「IS03 スクリーンショットを撮影する方法」
待ちに待った未来に到達です(笑)
と言っても本当は何が劇的に変わったかは良くわかっていません。
ですが。。。
今日暇にあわせて、IS03の画面キャプチャーに挑戦しました。
今更ですが、実は今まで何度も失敗して、「もう無理!!」状態になっていたのです。
ところが、今日、あっさりと成功。
今までは何だったのか?
これもメジャーアップデートが影響しているのでしょうか。
うれしいので大した事はないですが、私のIS03画面を紹介します。
画像クリックで拡大画像が表示されます。



格好の良さよりもツールとして使い勝手を追求しています。
ウィジェットとフォルダを使って分類配置をしています。
左画像では、「メモ」というフォルダによくアクセスするメモを入れています。
更に最もよく使うメモは直接貼り付けています。

アンドロイドは自分の環境に合わせて自在に自分だけのツールに作り上げることが出来るのが魅力ですね。
最後に画面キャプチャーの方法ですが、私はこのブログの通り行って成功しました。
過不足なく良くまとまっていると思います。
ASSIOMA 「IS03 スクリーンショットを撮影する方法」
【書評】EVERNOTE情報整理術
著者は北真也さん。
北さんは、大手メーカーでSEとして働きながら、「Hacks for Creative Life!」、「東京ライフハック研究会」、「シゴタノ!」などで活躍されているアルファブロガーです。
私が本書の中で一番インスピレーションを得たのは意外にも「Evernoteは自由度が非常に高いツール」というワードでした。
私自身、日々、Evernoteを使いながら迷いが生じるのは、大きく分けて「Evernoteを使って何が創造できるのか」というソフト面、「Evernoteをツールとしていかに便利に使っていくか」というハード面です。
Evernoteは他のツールにないほどの自由度があるからこそ、使い手の置かれた環境やソフト、ハード両面の使い方によって、凄いものになるか、つまらないものになるかが左右されます。
私の環境では、いくら頑張ってもフリーランスの方のような自分の周りの情報の一元化はできません。仕事に関するあらゆる情報は、一切、パーソナルクラウドには委ねることはできません。もしもの時に責任の取り様がないからです。
おそらくは北さんも同じような環境にあるのではないかと思いますが(違うかもしれませんが・・・)、本書ではそのような環境下にあっても「情報の流れをデザインして、情報を適切に処理しつつ、情報の再利用性を高める情報整理システムの構築を行いたい」という主題に沿って、Evernoteを中心とした情報整理システムについての様々な情報を提案しています。
私は情報整理システムの構築という大きな話と同時にテクニックとして次のような発見がありました。
・PCのスクリーンショットの取り込み
・インポートフォルダ
・ジオタグの取り扱い
・ブラウザ、写真のマルチポストツール など
残念だった点として、アンドロイド使いの私としては、情報整理システムの中でアンドロイドにも触れて欲しかったと少し残念ではありました。
もっとも、数あるEvernote本は、いずれもiphoneとの連携を想定したものばかりなのですが・・・
とはいえ、本書では情報整理システムという大きな課題からEvernoteの基本的な使い方にズームインして、様々な示唆を与えてくれていますので、出来れば多少はEvernoteを使ってみて、自分の環境で何をしたいかを考え、本書を手に取ると北さんのメッセージが伝わりやすいのではないかと思います。
私は通読の後、二度目読みながら要旨ノートを作成してEvernoteに放り込みました。
Evernoteを極めたい方は、是非読んでみてください。
北さんは、大手メーカーでSEとして働きながら、「Hacks for Creative Life!」、「東京ライフハック研究会」、「シゴタノ!」などで活躍されているアルファブロガーです。
私が本書の中で一番インスピレーションを得たのは意外にも「Evernoteは自由度が非常に高いツール」というワードでした。
私自身、日々、Evernoteを使いながら迷いが生じるのは、大きく分けて「Evernoteを使って何が創造できるのか」というソフト面、「Evernoteをツールとしていかに便利に使っていくか」というハード面です。
Evernoteは他のツールにないほどの自由度があるからこそ、使い手の置かれた環境やソフト、ハード両面の使い方によって、凄いものになるか、つまらないものになるかが左右されます。
私の環境では、いくら頑張ってもフリーランスの方のような自分の周りの情報の一元化はできません。仕事に関するあらゆる情報は、一切、パーソナルクラウドには委ねることはできません。もしもの時に責任の取り様がないからです。
おそらくは北さんも同じような環境にあるのではないかと思いますが(違うかもしれませんが・・・)、本書ではそのような環境下にあっても「情報の流れをデザインして、情報を適切に処理しつつ、情報の再利用性を高める情報整理システムの構築を行いたい」という主題に沿って、Evernoteを中心とした情報整理システムについての様々な情報を提案しています。
私は情報整理システムの構築という大きな話と同時にテクニックとして次のような発見がありました。
・PCのスクリーンショットの取り込み
・インポートフォルダ
・ジオタグの取り扱い
・ブラウザ、写真のマルチポストツール など
残念だった点として、アンドロイド使いの私としては、情報整理システムの中でアンドロイドにも触れて欲しかったと少し残念ではありました。
もっとも、数あるEvernote本は、いずれもiphoneとの連携を想定したものばかりなのですが・・・
とはいえ、本書では情報整理システムという大きな課題からEvernoteの基本的な使い方にズームインして、様々な示唆を与えてくれていますので、出来れば多少はEvernoteを使ってみて、自分の環境で何をしたいかを考え、本書を手に取ると北さんのメッセージが伝わりやすいのではないかと思います。
私は通読の後、二度目読みながら要旨ノートを作成してEvernoteに放り込みました。
Evernoteを極めたい方は、是非読んでみてください。
![]() 【送料無料】EVERNOTE情報整理術 |
【書評】デフレの正体
印象に残った本について、書評をUPしたいと思います。
ライフワークである歴史関係の本については、「徳川将軍家と大奥のブログ」にUPしていますので、そちらもよろしくお願いします。
すでに読まれた方も多いと思いますが、今回取り上げるのは「デフレの正体」です。
新書経済部門で上位にランクされ、話題になった本ですが何となく手に取らずにいました。
あるラジオ番組で数多くの本を読み、自らも執筆されている池上彰さんが「最近の本でオススメは?」という問いにこの本を挙げたのを聞いて読んでみました。
本書では、まず、外需と内需を切り分けて、冒頭で外需については心配要らないこと、中国の経済発展は脅威ではなく、むしろ日本にとってプラスであると明快に述べています。
現在のデフレ状態の原因は、内需の縮小であり、更にその主因は「日本人の加齢に伴う生産年齢人口減少」にあるということが、様々な統計データを元に説明されています。
また、その分析にたって解決への方策や道筋を示しています。
同時に現在の経済状態を景気循環のみで捉えて、具体的な解決方法を示さない人たちを痛快なまでに切って捨てています。
例えば、「生産性を上げる」「公共工事による景気対策」「インフレ誘導」「エコ対応による技術開発」などスローガンに過ぎず、具体的にどのように実行するのか、また、実行できたとしても根本的な解決法にはならないとする論拠を挙げています。
「経済成長率」にこだわっても、国民が豊かになったという実感を伴わないということを過去の好景気といわれた時代を振り返り、数値を挙げて明確に述べています。この辺は、非常にリアリティがあり、共感できる部分が多いと感じました。
本書は話題となっただけに、逆に反論も数多く出ています。
100%本書の内容が正しいかどうかは私には判断できません。
しかし本書で述べられているのは、日本経済の問題点は「人口の波」にあるということであり、大きな要因を見逃して経済成長率至上主義に陥って実効性が乏しい議論になっているといことは非常に良く理解できました。
また、本書の理論は、実にシンプルかつ理にかなった内容であり、また経済状態を分析する際に用いられる様々な指標が発信者も受信者も理解しないまま用いられている場合が多く、結果として実体にそぐわない結論となることに警告を発している点は正にそのとおりであると思います。
特に「対前年同期比」はよく使用される指標ですが、単純な比較だけでは物事は図れない場合が多いということ、重要なのは絶対数であるということを気づかされました。
非常にたくさんの指標が使われているために多少、難解な部分もありますが、良書です。
もっと、早く読むべきでした。
ライフワークである歴史関係の本については、「徳川将軍家と大奥のブログ」にUPしていますので、そちらもよろしくお願いします。
すでに読まれた方も多いと思いますが、今回取り上げるのは「デフレの正体」です。
新書経済部門で上位にランクされ、話題になった本ですが何となく手に取らずにいました。
あるラジオ番組で数多くの本を読み、自らも執筆されている池上彰さんが「最近の本でオススメは?」という問いにこの本を挙げたのを聞いて読んでみました。
本書では、まず、外需と内需を切り分けて、冒頭で外需については心配要らないこと、中国の経済発展は脅威ではなく、むしろ日本にとってプラスであると明快に述べています。
現在のデフレ状態の原因は、内需の縮小であり、更にその主因は「日本人の加齢に伴う生産年齢人口減少」にあるということが、様々な統計データを元に説明されています。
また、その分析にたって解決への方策や道筋を示しています。
同時に現在の経済状態を景気循環のみで捉えて、具体的な解決方法を示さない人たちを痛快なまでに切って捨てています。
例えば、「生産性を上げる」「公共工事による景気対策」「インフレ誘導」「エコ対応による技術開発」などスローガンに過ぎず、具体的にどのように実行するのか、また、実行できたとしても根本的な解決法にはならないとする論拠を挙げています。
「経済成長率」にこだわっても、国民が豊かになったという実感を伴わないということを過去の好景気といわれた時代を振り返り、数値を挙げて明確に述べています。この辺は、非常にリアリティがあり、共感できる部分が多いと感じました。
本書は話題となっただけに、逆に反論も数多く出ています。
100%本書の内容が正しいかどうかは私には判断できません。
しかし本書で述べられているのは、日本経済の問題点は「人口の波」にあるということであり、大きな要因を見逃して経済成長率至上主義に陥って実効性が乏しい議論になっているといことは非常に良く理解できました。
また、本書の理論は、実にシンプルかつ理にかなった内容であり、また経済状態を分析する際に用いられる様々な指標が発信者も受信者も理解しないまま用いられている場合が多く、結果として実体にそぐわない結論となることに警告を発している点は正にそのとおりであると思います。
特に「対前年同期比」はよく使用される指標ですが、単純な比較だけでは物事は図れない場合が多いということ、重要なのは絶対数であるということを気づかされました。
非常にたくさんの指標が使われているために多少、難解な部分もありますが、良書です。
もっと、早く読むべきでした。
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